若い頃は50才になった自分なんて想像もできなかった。
生きる上でのイベントの山もピークを過ぎつつあり
私が若い頃のその年代の女性はどっしり落ち着いて見えた。
いろんな人と出会って別れ
泣いて笑って、酸も甘いも噛み分けて
心も耕されて静かな自信を秘め
多少のことは受け止める度胸がつくのだろうな
なんて思っていた。
そして私はというと、とうに50才はこえたけれど
そんな心境に程遠い。
いや、確かに年齢を重ねるにつれ
経験という小さな積み木を積み上げて
自由度は増したかもしれないけれど
予期せぬ出来事にチョンと押されればそれはガラガラと崩れてしまいそう。
でも今は身近な人にはなかなか言えない心の内を
SNSで発信する同年代も増え
共感したり、自分を客観視できる視点が手軽に得られるようになった。
そうだよね!いくつになってもなんやかんやと起きるよね!
たとえどん底だと思っていても落ち着いて見渡せば
どこかに先へとつながる細い道はあるよね!
泣いたり笑ったりしながらちゃんと前に進んでるよね!
もう残された時間は限られてるなんて思ってたけど
もしかしたらここからが長いのかもしれない。
5年10年なんてあっという間。
小さな積み木でもいい。
また積み上げていこう。
はじめて投稿するこの文章がちいさな積み木の一つになりますように。
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